********************************** このニュースは、メールまたはFAXで受け取った方には郵送されませんので ご注意ください。 ********************************** *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 理論懇ニュース  1996年1号 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 発行: 理論天文学懇談会事務局     (茨城大学理学部物理) 電話: 029-228-8354 ファックス:029-228-8407 e-mail: yoshidat@mito.ipc.ibaraki.ac.jp 1996年2月9日 ---------------------------------------------- 理論懇運営委員会、理論懇総会 ----------------------------------------------  京都大学基礎物理学研究所で行われた理論懇シンポジウムの際、 理論懇運営委員会と総会(1995年12月26日)が開かれました。 主な議題は以下の通りでした。 (1)運営委員長、副委員長選挙結果  運営委員互選の結果、委員長は梅村雅之氏に、副委員長は郷田直輝氏に 決まりました。 (2)運営委員長、副委員長選挙方法について  今回の選挙は運営委員の二名以内の連記投票で行い、その順位に従って 委員長と副委員長を決めました。運営委員会において、この方法では票が 分散して差がつきにくく同票になりやすいなどの問題点が指摘され、次回 から委員長のみを単名投票で選び、副委員長は委員長が指名する方法をと ることが申し合わされました。 (3)新規事業報告  「日本の理論天文学」が発行され、理論懇シンポジウムと「 数値シミュ レーションによる天文学」研究会の会場で配布されました。会員の方でま だ受け取っていない方には、事務局から近いうちに発送する予定です。  「大学・研究所の談話会への講師派遣」には2件の応募があり採択になり ました。名古屋大学へ土佐誠氏を、茨城大学へ西亮一氏をそれぞれ講師とし て派遣することになりました。開催日時や場所については理論懇ネットと tennetへ流す予定です。  「理論懇のホームページ」は現在開設に向けて準備が進められています。 (4)国立天文台からの報告  国立天文台・観山氏より、国立天文台三鷹の天文学データ解析センターで 1月4日より運用が開始されたスーパーコンピューターシステムについて説 明がありました(95年3号参照)。4月からVPP300/16Rの利用に関してはプ ロジェクト制となります。申し込み締め切り日は2月15日です。申請書は、 http://www.nao.ac.jp/cc/、または、ftp.nao.ac.jp/pub/ccからとること ができます。  なお、COE研究員と天文台研究員がセンター枠で募集されます。 (5)基礎物理研究所からの報告  基研・小玉氏より、研究部員会議の効率化を計るため会議の構成人数の削減 が検討されていることが報告されました(95年3号参照)。 その後1月末の研究部員会議で新定数が決まり、所外研究部員定数は宇宙物 理分野は2人と決定しました。選出方法は、従来の毎年半数改選から、隔年 全数改選に変更されました。したがって一回当りの選出数は2名で変更ありま せん。またこれにより今年度は選挙を行わないことになりました。  研究部員会議のそれ以外の審議内容については、後日理論懇ネットに報告さ れる予定です。 (6)来年度理論懇シンポジウム  来年度の理論懇シンポジウムは千葉大学で開催することが承認されました。 LOCは、松元氏(千葉大)を中心にお願いすることになりました。また、SOCに 関しましては、DSSの成果をにらんだサイエンスということで、東大の須藤氏、 銀河関連で国立天文台の千葉氏、星関係で国立天文台の犬塚氏にお願いするこ とになりました。時期や形式はいままでと同様として、具体的テーマについて は、SOC並びにLOCに検討して頂くことで了承されました。