\documentstyle[11pt]{jreport} \setlength{\textheight}{24cm} \setlength{\topmargin}{-1cm} \setlength{\textwidth}{15cm} \setlength{\oddsidemargin}{0.5cm} %\documentstyle{jreport} %\setlength{\oddsidemargin}{30pt} %\setlength{\evensidemargin}{30pt} %\addtolength{\textwidth}{60pt} %\addtolength{\textheight}{77pt} %\normalbaselineskip=24pt plus 0.1pt minus 0.1pt %\normallineskiplimit=3pt %\def\baselinestretch{1.1} %\def\thefootnote{\fnsymbol{footnote}} \pagestyle{empty} %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% \begin{document} \begin{center} \fbox{\LARGE\bf 理論懇ニュース  1994年2号 } \\[0.2in] 発行: 理論天文学懇談会事務局~~~ (京都大学基礎物理学研究所・宇治内)\\ 電話:0774-31-7431~~~~ ファックス:0774-33-6226~~~~\\ e-mail: yokoyama@yisun1.yukawa.kyoto-u.ac.jp \\ 1994年6月13日 \end{center} \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] %~\hrulefill~ \vglue.1in \begin{center} \fbox{\Large\bf 名簿データの最終確認です} \end{center} 新名簿刊行のための住所、電子メール等のデータの最終確認を致します。 ご返事なき場合は別紙のまま名簿に掲載させていただきます。異同のある場合は 6月末日までに事務局宛御連絡下さい。電子メールやファックスの欄が空欄に なっている方は、これらを是非事務局までお知らせ下さい。 \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] \begin{center} \fbox{\Large\bf 会費の督促をしました} \end{center} 名簿用の住所確認の紙片に会費の納入状況をあわせて記しました。朱線の入って いる部分の年度が未納分を表します。合計未納金額も朱書致しましたので、 この金額を早急にお振り込み下さい。現在事務局には振替用紙がございませんので、 郵便局にて一般の郵便振替用紙をご請求の上、下記宛御送金下さい。 口座番号: 東京2-254464(従来型用紙の場合)~~~00120-3-254464(新型用紙の場合) 加入者名: 理論天文学懇談会事務局 \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] \begin{center} \fbox{\Large\bf 理論懇運営委員会、総会} \end{center} 1994年5月17日から19日まで大阪府吹田市で開催された春の天文学会 年会の際、運営委員会と総会が開かれました。議題は以下の通りでし た。 \begin{enumerate} \item 国立天文台計算機将来計画アンケートの結果報告:今回グループ別に 回収したところ、36件という極めて高率の回答が得られました。 結果をわかりやすく再編集した資料を別添します。別紙のように大多数の グループが、天文台にスーパーコンピュータが導入されることを望んでいる ことがわかりました。これを受けて、運営委員長より天文台宛に要望書を提出 することが了承されました。以下にその全文を掲載します。 \item 会費改定:現在一律2000円の年会費を郵便振替によって徴収していますが、 1995年度より学生割引を導入し、一般2000円、学生1000円とすることが提案され、 了承されました。また、新振替用紙の印刷に当たり、振込手数料を 本会負担とすることに なりましたので、一般の会員の皆様にも来年度より実質60円の値下げとなります。 このほか、在外会員については会費を徴収することが実質上困難であること、 また、会員の側も権利を行使しにくいという事情があるため、今後、休会届 を提出した在外会員に対しては会費を免除することになりました。尚、 在外休会者にはニュース等の送付も中止させていただきます。 \item 理論懇シンポジウム:次回は東京で12月に行います。 世話人の茂山氏より以下のように報告がありました。御意見の ある方は世話人宛お寄せ下さい。また、前回の会計報告 がありました。 \item 天文学会の年会の形式について、理論懇会員の意見分布を調査したいとの 要望が年会実行委員須藤靖氏より出され、了承されました。各グループ毎に 御議論の上、別紙アンケートにグループ単位で(構成員1名の機関は御自身の意見を) 御回答下さい。各グループの理論懇代表者の方は、回答の取りまとめを よろしくお願い致します。 \item 国立天文台運営協議員会台外委員、理論共通専門委員の 改選に伴う候補者の推薦について: 現在、運営協議員会台外委員は、杉本大一郎、土佐誠の両氏が、 理論共通専門委員は、池内了、高原文郎、野本憲一の各氏が務められて いますが、今年11月に改選が予定されています。これに伴い、天文台より 理論懇から候補者の推薦をして欲しい旨、依頼があったとの報告が なされました。運営協議員会は、天文台の人事などを決定する重要な委員会 です。理論懇では、10月頃を目処に、前回の 改選期と同様、投票結果をもって推薦者を報告する方針です。 各研究機関等で適任者の推薦を行ないたい場合は、 投票時期の前までに、行なってください。なお、 候補者資格は、理論懇会員に限らない助手以上の研究者で、重任は 可能です。詳細は、追ってニュースで通知致します。 \item 1995年度以降の理論懇シンポジウムの財源について: これまで、理論懇シンポジウムは、国立天文台、京大基研、 各種目科研費の経済援助の下に開催されてきましたが、1995年度以降 のシンポジウムについては今の所、財源目処が立っていません。 来年度以降の科研費を申請される方は、是非理論懇談会シンポジウム への援助をお含みおき頂き、御協力をお願いしたい旨、運営委員長より お願いがありました。 \end{enumerate} \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] \begin{center} \fbox{\Large\bf 次回理論懇シンポジウムの御案内} \end{center} 次回理論懇シンポジウムは「理論天文学の最前線」という表題で、12月20日から 22日までの3日間開催されます。会場は東大山上会館または天文台を予定していま す。レビュー、議論及びポスターを分野別に構成する、という形式をとります。 とりあげる分野としては以下の8分野が予定されています。 1.降着円盤 2.MACHO 3.量子宇宙論 4.構造形成(宇宙論) 5.超新星 6.惑星系形成 7.銀河の進化 8.計算機 \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] \newpage \begin{center} \fbox{\Large\bf 国立天文台計算機将来計画に対する要望書} \end{center} %       平成6年5月24日 国立天文台長 殿  拝啓、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。  さて、誠に突然ではございますが、現在国立天文台で検討されている計算機将来 計画に関しまして、理論天文学懇談会(以下理論懇と呼ぶ)からの要望を申し述べ たく、失礼ながらお便り差し上げます。  先頃、理論懇におきましては、計算宇宙物理学の今後の発展をにらんで、必要な 計算機資源に関する全国的なアンケートを実施いたしました。その結果、全国36 の研究グループより回答が寄せられ、別紙のような集計結果がでました。以下この 集計結果を説明したいと思います。設問1の回答結果に見るように、現在天文の数 値計算のために使われている計算機は、昨今のワークステーションの普及を反映し て、ワークステーションが7割弱、3割強がスーパーコンピューターとなっており ます。しかしながら、現在の数値計算をさらに発展させるためには、どのような計 算機が必要かという問に対しましては、6割がスーパーコンピューターと答えてお ります。さらに、将来的に行ってみたい計算に必要な計算機とう観点からは、スー パーコンピューターを希望する意見が8割近くに達します。将来のテーマに必要な 1年間のCPU時間は、1Gflopsの計算機だとして、86%が千時間以上と答えてい ます。また、必要なメモリー容量も結果に見るとおり、かなり大きなものです。回 答者が将来希望している計算テーマは、星・惑星系形成、超新星、コンパクトオブ ジェクト、降着円盤、銀河形成、銀河団など、現代天文学の重要なテーマであるば かりでなく、それらはコンピューターシミュレーションによって大きな発展が期待 されるものばかりです。  このアンケート結果を見ますに、重要なテーマを世界に先駆けて行うためには、 やはり超高速のスーパーコンピューターが必要であると、多くの理論天文学者が考 えていることは疑いの余地のない所です。アンケートの最後で、特に国立天文台計 算機将来計画としてどういう方向で進んでもらいたいかという問いをしましたが、 ほとんどの回答が、異口同音に天文台にはワークステーションのような、各研究機 関でそろえられるものではなく、世界に負けない計算のできる最高水準のスーパー コンピューターの導入を実現して欲しいというものでした。現在、理論天文学者の スーパーコンピューターに対する要求度は、推計CPU時間にみるように極めて高 いものです。仮に10Gflopsの計算機が使えたとしても、全体で1年間に5千時間以 上を必要としていることになります。これは、丸1年計算機がフル稼動したとして も、その57%に当たります。  上記の理由により、理論懇といたしましては、 1. 国立天文台に世界最高水準のスーパーコンピューターを出来る限り早く導入し て頂きたいこと 2. 導入の暁には、理論天文学からの強いニーズをご理解頂き、より多くのCPU 時間を理論天文数値シミュレーションのためにご提供頂きたいこと この2点を切にお願いする次第です。  何卒ご高配頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。                  早々                理論天文学懇談会運営委員長                            梅村 雅之 付記:尚この要求書は同じものを天文学データ解析計算センター長宛にも送らせて 頂いております。 \newpage \[\bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus\bigodot\bigoplus \bigodot\bigoplus \] \begin{center} \fbox{\Large\bf 天文学会年会形式に関するアンケート実施のお願い} \end{center} 以下のアンケートは、本会運営委員で天文学会年会実行委員の須藤靖氏を通じて、 年会実行委員会の議論に反映される予定です。総会の決定に基づき同氏作成の アンケートを掲載します。\\ 理論天文学懇談会 会員の皆様 皆様ご存知の通り、5月18日の天文学会総会において、次回以降の年会の 開催方式を現在の実行委員会で議論し評議員会に提案してもらうことが了承さ れました。 私は実行委員の一人として、できるだけ広く皆さんの意見分布 を理解した上で、実行委員会での議論を行ないたいと考えています。 その目 的のために現在 天文学会実行委員会からのアンケートが配布されていますが、 5月19日の理論天文学懇談会総会において、これとは別の観点からもっと単 純なアンケートを行ないたい旨提案し、いろいろな議論の末に了承して頂きま した。このアンケートはそういった経緯の下に出しているものです。したがって、 そこでの議論を受けて、意見分布を実行委員会での議論の際のデータとしてカ ウントしない権利 (もちろんこれに回答しない権利があるわけですから、二 重のプロテクトという意味になるかも知れませんが) を尊重する項目を最初に 設けてあります。 ここで調査したいことは基本的には一つであり、「口頭あるいはポスター発表を希望 した場合に、学会開催上の制約のためにその希望が満たされない場合があるこ とを認めて良いか? 」というものです。現在の天文学会の状況を考えると、 年会の実施形式を何らかの意味で変更せざるを得ないことは事実です。その際 に、全員の発表希望形式をそのまま認める原則を守るとすれば、会期あるいは セッション数を増加するか口頭発表時間を短縮する必要があります。 私には、上記の選択については それぞれに言い分があり その優劣を議論で 決着できるとは思えません。したがって、結局はより多くの会員が望む方向で 進むしかないと考えています。以下の 質問にできるだけ各機関で議論の上、 その意見分布を私に(できればe-mailで)送っていただくようお願いします。 すでにいろいろと議論されているように上記の選択に関してはそれぞれいい面 と悪い面がありますので、複数の方と議論の上、意見を決めていただく方が良いか と思います。 御回答は、6 月 30日迄にお願いします。 また、このアンケートは ネットワークで 議論を行なうことを目的としてはお りませんので御理解をお願いします。 \begin{flushright} % 理論天文学懇談会 運営委員 天文学会年会実行委員 須藤 靖\\ (e-mail: suto@phys.s.u-tokyo.ac.jp)\\ \end{flushright} \newpage \topskip=2cm 返送先: 〒113 文京区 本郷 7-3-1 東京大学理学部物理学教室~~~~ 須藤 靖 締めきり: 1994年6月30日 (木) できれば 電子メイル suto@phys.s.u-tokyo.ac.jp でお願いします。 \bigskip \begin{description} \item[● 研究機関名]~\\ ________ 大学・研究所 ______学部 ______学科 代表者 _____________ \item[● 学会の講演について]~\\ 講演者の希望する発表形態(口頭・ポスター)をそのまま認めるべきである ___ 人 学会全体の方針の下に希望発表形態が変更される可能性を認めるべきである ___ 人 どちらとも言えない ___ 人 \item[● このデータを実行委員会で議論する可能性について]~\\ あなたの研究機関に関しての上の数字を実行委員会での議論の際にデータとし てカウントしても良いですか。どちらかに丸をつけて下さい。\\ ~~~~~~ はい ~~~~~~~~ いいえ \item[●] 学会講演の方法についての具体的な意見が議論されましたらお書き下さい。 \end{description} \end{document}