\input newsfmt.tex \mpaletterhead \overfullrule = 0 pt \def \today{September 14, 1992} \address 92−3号 \body \smallskip \centerline{\bigjfont 国立天文台委員選出}  国立天文台より理論天文学懇談会に、運営協議員会台外委員と理論共通専門委員の 推薦依頼がありました。それぞれ2−3名を順位つきで推薦して欲しいとのこと です。これまで同様に理論天文学懇談会では選挙によって候補者を決定し推薦を 行います。投票規定は以下の通りです。 \parindent 25.0 pt \item{\bf 1.} 運営協議員会台外委員、理論共通専門委員ともにそれぞれ3名連記で 郵送による投票を行う。2つ以上、同一人物の名前を連記した場合は1票と数える。 ただし、運営協議員会台外委員と理論共通専門委員の両方に名前がある場合は それぞれ1票と数える。 \item{\bf 2.} 候補者は天文台の外に所属する助手以上の研究者に限られる。 選挙権は理論天文学懇談会の会員に限るが、被選挙権は会員に限らない。 \item{\bf 3.} 運営協議員会台外委員と理論共通専門委員の選挙は独立に集計し、 得票の多い方から順位をつけ国立天文台に推薦する。ただし、運営協議員会台外 委員に指名された者は理論共通専門委員としては推薦しない。これは同一の人物が 国立天文台の委員を複数兼務しないようにするための処置で、これについては 運営委員長が具体的に判断する。 \item{\bf 4.} 投票は郵送とし、締切を1992年9月28日(月)16:00 必着と する。郵送先は、464-01 名古屋市千種区不老町 名古屋大学理学部物理A研内 理論天文学懇談会事務局 まで。 \parindent 0.0 pt  理論天文学懇談会では、一人の候補者を3回連続しては推薦しないことを 確認しています。今回の改選は3回目にあたりこの条項が有効となります。 高原(都立大)氏は理論懇の推薦により理論共通専門委員を2期続けて務めて いるので、今回は推薦されません。運営協議員会台外委員の場合事情は多少複雑 です。理論関係の現在の運営協議員会台外委員は、杉本(東大)、竹内(東北大)、 中沢(東工大)の方々で、いづれも2期連続して委員を務められています。 しかし、これらの方々は1期目は台長の推薦により選出されたの で、理論懇からの推薦は受けていません。またこの中で前回理論懇からの 推薦によって指名されたのは杉本氏だけです。従って、今回は誰が推薦されて も運営協議員会に3回連続して推薦されたことにはなりません。 国立天文台の規定により、運営協議員会台外委員の決定は 台長が分野・地域性等を考慮して調整することがあります。 必ずしも理論懇の推薦だけでは決まらないことをご承知おき下さい。 \bigskip \centerline{\bigjfont 推薦(受付順)}  以下の推薦は会員が個人の資格でされたものです。 \bigskip \hrule \bigskip  国立天文台運営協議員会台外委員に杉本大一郎氏(東大教養)を推薦いたします。 \hfill 東京大学教養学部 戎崎 俊一 \bigskip \hrule \bigskip  京都大学理学部教授の加藤正二先生を国立天文台運営協議員会台外委員に推薦 致します。加藤先生は、対流安定性、重力安定性、熱的安定性などの流体力学的 安定性、乱流による音波の発生や太陽におけるロスビー波などの波動現象、 銀河渦状腕の密度波理論、最近では降着円盤についての研究など広範囲の 理論天体物理学の研究をされてきました。とくに、semi-convection、 渦状腕、 降着円盤の一本腕振動についての研究では、その分野の世界の研究動向を大きく 左右する重要な業績をおさめられています。また、観測に関する関心も深く、これらの 事から、国立天文台運営協議委員として、広い視野から活躍されることが 期待されます。 \hfill 稲垣省五、嶺重 慎 \bigskip \hrule \bigskip \centerline{\bigjfont 理論懇総会・運営委員会開催のお知らせ}  天文学会秋期年会(名古屋大学)の初日(13日火曜)に、運営委員会(昼休み)と 総会(講演終了後)を開催します。会場はいずれも講演会場もしくはその周辺で になる予定ですが、まだ確定していません。決まり次第、電子メイル等でアナウンス します。また学会受付にも案内を出します。今回は2日目と3日目の昼に開かれる 理事会・評議委員会、2日目の夕方の懇親会と重ならないように設定しました。 奮ってご参加下さい。 \bigskip \centerline{\bigjfont 会費納入のお願い} \bigskip  今年度も理論天文学懇談会の会費の納入をお願いいたします。今回の納めて いただくのは、1992年度(名古屋大学が事務局を担当している間) 分です。既に、昨年度分などと一緒に納めていただいた方以外には、 振込用紙を同封しました。年会費2000円ですのでよろしくお願いします。 理論天文学懇談会では発足以来同一の口座(郵便振替)を利用していますので、 この秋に事務局は交替しますが、振込用紙は同封のものが有効です。  このニュースが入っていた封筒の名前の下に赤線が引かれているかたは、 90年度および91年度の会費も未納です。合わせて送金願います。 \bigskip \centerline{\bigjfont 理論懇シンポジウム開催のお知らせ} \centerline{\bigjfont (電子メイルのコピー)} \bigskip  第五回理論天文学懇談会シンポジウム 日時: 12月24日(木)−26日(土) 場所: 東京都立大学 八王子市南大沢1-1  京王相模原線、南大沢駅 主な内容            (座長)  超高速計算機による数値天文学 (観山正見)  天文学における専用計算機 (戎崎俊一)  急転回する宇宙論 (杉山直)   観測されてきた惑星系形成 (中野武宣)  「ようこう」による新しい太陽像(柴田一成)  超新星爆発の諸問題  (蜂巣泉)  92年理論天文学の進歩(ポスタ−のみ)  講演を希望する方は、発表を希望するセッション名、講演タイト ル、簡単な講演内容を明記の上、世話人、または座長に申し込み下 さい。 また、会場の都合上、参加希望者は氏名、所属、連絡先、 旅費補助の希望の有無、懇親会参加の予定の有無を世話人の小嶌ま でお知らせください。なお、本研究会の旅費等の財源は非常に限ら れていますので、できるだけ他の研究費等による参加のご協力をお 願いいたします。 申し込み締切:1992年11月14日 連絡先:192-03 東京都八王子市南大沢1-1 都立大学理学部物理科 小嶌康史 TEL  0426-77-1111(3346) FAX  0426-772483 E-mail(bitnet) a910790@jpntmu00 世話人 小嶌康史(都立大理)、牧野淳一郎(東大教養)、松元亮治(千葉大教養) \closing 文責 花輪 知幸 \endletter \bye