*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 理論懇ニュース  2004年第3号 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 2004年10月1日 発行: 理論天文学懇談会事務局 内容:2004年日本天文学会秋季年会時の理論懇総会議事録 ──────────────────────────────────── 理論懇運営委員会が天文学会秋季年会(岩手大学)の折(9月22日昼休み)に開催 されました。また、翌日(9月23日昼休み)に理論懇総会がもたれました。 理論懇総会では、以下のことが話し合われ、決定されました。また、次期 事務局を京都大学基礎物理学研究所(長滝さん)に引き受けていただきました。 ──────────────────────────────────── 次期事務局について 事務局ローテーションは現在のところ以下のようになっています。 東大天文 --> 京大天体核 --> 京大宇物 --> 東北大天文 --> 名大物理 --> 東大教養 --> 京大基研 --> 東大物理 --> 茨城大物理 --> 阪大宇宙進化 --> 国立天文台理論 --> 千葉大物理 --> 東工大宇宙物理 --> 新潟大物理 --> 東大天文に戻る 現在の事務局長は東大教養(蜂巣)ですので,次は京大基研となります。 京大基研の長滝さんに引き受けていただきました。よろしくお願いします。 ──────────────────────────────────── 議題 1. 天文台・基研からの報告 2. 基礎物理学研究所任期制について 3. 事務局からの報告 4. シンポジウムについて 5. 物理学会領域運営委員会委員選出について 6. 理論懇による人材紹介事業について 7. 理論懇の名称および会則について 8. その他 **************************** 1. 天文台・基研からの報告 国立天文台からの報告 ○今年度から独立行政法人となり、理論天文学研究系は理論研究部になりました。 ○人事関係 採用 理論研究部 上級研究員 工藤哲洋(西オンタリオ大学研究員) 情報公開センター(天文暦計算) 上級研究員 片山真人(海上保安庁) ○計算センター ユーザーズ ミーティング 今年度はEast-Asia Numerical Astrophysics Meeting として開催 (11月30日―12月2日) 天文台関係の追加として以下のものがありました。 天文台改組に伴う各種委員の選任について運営委員会からの報告があった。 理論懇から推薦をしていた運営会議(旧運営協議委員会), 研究交流委員会,理論・計算機専門委員会の新委員の選出について 天文台から「今回に限って理論懇からの新たな推薦なしにこれまでの 委員に継続してお願いしたい。」という打診があった。これは,早急に 新委員を決定する必要があったことと,これまでの委員が任期途中で あったことが理由である。理論懇の運営委員会としては今回が特例で あることを確認した上で了承した。 また,多選禁止条項との関係で,任期数の勘定が問題になったが, 今回は理論懇からの推薦を行わないことや,任期の途中での再任で あることから,併せて一回の任期と数えることにした。 基研からの報告 1. 人事関係 非常勤研究員 鵜沢 報仁 2004.4.1 - 2005.3.31 学術振興会特別研究員 水田 晃 2004.4.1 - 2005.3.31 教務補佐員 加藤 成晃 2004.4.1 - 2005.3.31 エリアニ アルディ 2004.4.1 - 2005.3.31 2. 国際交流 2004年5月、KIAS(Korea Institute for Advanced Study) との研究協力協定を締結した。 3. 国際会議、国内会議予定 Post-Nishinomiya-Yukawa Symposium (2004年11月4-6日) 「Origins: From First Objects to Extrasolar Planets」 組織委員長 嶺重 慎 尚、Nishinomiya-Yukawa Symposiumは西ノ宮市で2004年11月1-2日 に行われる。 YKIS 2005 (2005年6月27日-7月1日) 「The Next Chapter in Einstein's Legacy」 組織委員長 佐々木節 2004年後期研究計画 一般相対論と重力 2004年11月29日-12月3日 MHD Accretion Flow and Jet 2005年1月25-28日 2004年後期追加研究計画 恒星物理学の新展開:偏光、高速測光、超高分散観測で拓くサイエンス 4. 基研将来計画 平成15年度基研将来計画ワーキンググループによる継続審議として 以下の検討が行われた、又は行われている。 a. 運営体制の改革 運営委員会と研究部員会議という二重構造をなくし、責任の所在を明確にし、 機動性を高めるべく、基研の運営に関する重要事項についての所長の諮問機関 としての最終決定を運営委員会に一本化することとする。この改正での今後の 委員会の役割は以下の通りとなる。 運営委員会 次の事項について、所長の諮問機関としての最終決定を行う: イ 所長候補者 ロ 所員人事の分野、任期の設定 ハ 所員人事候補者 ニ 外国人客員教授候補者 ホ 共同利用予算 ヘ 共同利用研究計画 ト 将来計画 チ その他、所長が必要と認める事項 共同利用委員会の議長団代表者1名がオブザーバーとして参加する。 共同利用委員会 運営委員会の諮問委員会、運営委員会で決定された共同利用予算に基づき、 研究会、YKIS、地域スクールなどの審議を行い、運営委員会に提案する。 執行された計画の成果についての評価を年一回行う。共同利用に関する将来 計画を検討する。必要に応じ運営委員会への提言をまとめ、議長団の代表者 がこれを運営委員会に提案する。 尚、運営委員会、共同利用委員会の候補者を決める選挙権は引き続き 理論懇が持っているものとする。 改正時期 2005年4月より移行 b. 広報活動、各種国際公募体制など、可能なものから改善、実現を検討していく。 c. 任期制の改正について 継続審議中 5. 次期計算機導入について 2005年12月28日に基研計算機の次期計算機を導入する予定でいる。 予算は5年8億が既についている。 現在、基研にある計算機の性能は スカラー ベクトル 並列 CPU Alpha 16CPU SX5 4CPU Origin 48CPU Totalの計算速度 21GFlops 40GFlops 約100GFlops Totalのメモリー 32GB 32GB 48GB となっているが、次期計算機に於てはシステム全体で現有システムの 約10倍強程度の演算性能の実現を目指す。いずれの会社の計算機を 導入するかについては仕様書案を作成し、入札によって決定する。 仕様策定委員 | 所内 | 所外 ------|-----------|----------------------- 素粒子|大野木哲也 |大川正典(広島大) 原子核| |松尾正之(新潟大) 宇宙 |長滝重博 |山田 良透(京大) 物性 | |常行 真司(東大) + 千代 事務長 + 福村一三(計算機室技官) 技術評価委員 | 所内 | 所外 ------|-----------|-------------------------- 素粒子|国友浩 |上原正三(名大) 原子核| | 宇宙 | | 物性 |太田隆夫 |菊地誠(阪大) + 加藤左和(計算機室技官) 今後のスケジュールは以下の通りとなっている。 2004年 9月24日 資料提供 文科省提出期限 10月 8日 資料提供招請状送付伺、導入説明書財務部提出期限 10月21日 資料提供招請の官報公示、資料提供招請状の送付 11月 2日 導入説明会 12月 2日 資料およびコメント受け付け締め切り 意見招請状送付伺、仕様書案、財務部提出期限 12月24日 仕様書案 文科省提出期限 2005年 1月 7日 仕様書案に対する意見招請状の送付 1月14日 仕様書案説明会 1月21日 仕様書案説明会の報告 3月 7日 意見の提出締め切り 3月14日 意見等の結果の報告 契約執行依頼財務部提出期限 3月29日 総合評価基準案等財務部提出期限 4月 1日 入札広告 文科省提出期限 4月27日 入札広告 5月 2日 入札説明会 6月24日 入札書受領期限 7月 8日 完成版 文科省提出期限 7月21日 開札 12月28日 納入期限 以上。 ********************** 2. 基研の任期制について 基研研究部員の中から分野を考慮して選ばれた将来計画ワーキンググループか らの提言として、全教官に任期をつけている現在の任期制を、以下のように変 えることを提案が出された。 提案 ・最大4名程度までの教授について任期なしのポストにできる。任期付きの教 授と区別するために、なんらかの名前のついたポジションとすることが望ま しい。 ・任期なしの教授に期待される役割は、基研の研究・運営面を長期に渡ってリー ドし、世界に向けた顔となること。 注)所長については、まさにこの役割が期待されるので、原則として 任期をつけない教授となることを提案する。 ・公募の段階で、所長が運営委員会に提案する。またこれまでの、現員の所員 の任期をはずす手続きも残す。 ・任期なしで採用した教授には、研究員、研究費などの面で基研として出来る だけのサポートをし、もり立てていくことが望まれる。 この提案について、WGのメンバーである国立天文台の杉山氏より、説明があ り、質疑応答の後、理論懇としても、この提案を支持するものであることを確 認した ******************** 3. 事務局からの報告 Web 投票について 3.1 目的 --- 投票方法を簡略化して投票率を増やす 3.2 方法 手紙で投票を希望する方の調査(事務局) 名簿から、e-mail address と秘密番号を generate(ソフト) Web にて(e-mail, passwd)で本人確認を行う(ソフト) Web でテキスト入力(窓枠ひとつ)(会員本人) send ボタンで選挙管理人へ e-mail(ソフト) 3.3 日程 2月 東大院生にソフト開発依頼(済) 5月 ソフト納入、テストを行う(テスト済) 10月 実際の運営委員選挙 委員の推薦がありましたら、早急に事務局および運営委員会に 連絡してください。10月末を目標に合わせて投票を行います。 ************************* 4. シンポジウムについて 今年度の理論懇シンポジウムについてSOC代表の西から報告があった。 タイトル: 次世代天文学 -大型装置とサイエンス- 日程: 12月25日から27日 会場: 東京大学化学本館5階講堂 詳しくは以下の web page を参照のこと。  http://astro1.sc.niigata-u.ac.jp/sympo04/ 観測コミュニティーと共催の予定。天文台研究会として採択された。 観測装置の資料集めや理論中心のサイエンス検討など準備が進行中。 10月には参加申し込みの募集開始の予定。特に旅費補助申請の 締め切りは10月末になる見込みなので要注意。 今回もテーマによらず,ポスター講演は募集する予定。 また,資料,集録印刷費,会場費などの補助を理論懇にお願いしたい。 他のコミュニティーからの補助も求める予定なので,全体の予算が 固まってから金額を定めて要求をしたい。 一応,20万円程度を見込んでいる。 理論懇からの補助について,運営委員会から以下の提案があった。 理論懇シンポジウムは理論懇の事業としても重要な位置を占める。 そこで,シンポジウム開催のために必要でかつリーズナブルな経費は 集録関係以外でもきちんと補助を出せるようにしたい。 総会で質疑応答の後,この方針は承認された。 今回のシンポジウムの補助の要求については,基本的に認める方針 であるが,正式な要求を受けて運営委員会で議論して判断することに なった。 ************************ 5. 物理学会領域運営委員会委員選出について 物理学会の領域化に伴い,宇宙線・宇宙物理領域の運営委員会の 委員を2名理論懇から推薦することになった。運営委員会から, 委員の推薦方法の提案があり,議論の後,以下のように決定した。 1) 任期は2年,毎年1名改選とする。 2) 前任者が新たな委員を推薦する。(初回にかぎり世話人が推薦) 3) 推薦を尊重して,理論懇運営委員会で決定。 4) 理論懇総会および物理学会における集会で報告。 引き続き,第一期の委員として 神奈川大理 長澤倫康氏(任期1年) 東工大理 白水徹也氏(任期2年) としたい,という提案があり,承認された。 **************************** 6. 理論懇による人材紹介事業について 佐々木氏より,理論懇による人材紹介事業についての提案があり, 白水氏により修正された案が,運営委員長より報告された。 詳細は以下の通りである。 【人材紹介事業の提案】佐々木節氏案 1)背景:ポスドク問題、把握できていないポストへのチャンネル  物理学会で(Post) Postdoc問題が取り上げられた。それによると  現在自然科学系で毎年1000〜1200名程度の博士が誕生している。  一方、研究職は年に400くらいしかなく、明らかに半数以上の博  士が余っていることなる。この事情は物理、特に素・核・宇宙の  理論は最悪であることは周知の事実である。  一方、全国には800くらいの大学があるが、そのほとんどに物理  の教員がゼロか、いても1人いるかどうか、という状況がある。  しかし、それらの大学でも自然科学系の講義が全く必要ないと  考えているわけではないと予想される。特に、自然科学的考え  方や倫理、サイエンス・リテラシーのようなものへの要求はあ  ると考えらる。しかしながら、多くの小さな大学では、我々の  コミュニティーの人を知っている人がほとんどいないため、た  とえ物理の教員を取りたくて取れない、あるいは取りづらい状  況があると思われる。一方、我々の方も、そうした圧倒的大多  数の大学と全くチャンネルがなく、限られた大学の限られたポ  ストに多数の候補者が集中する事態を招いている。  そこで今回の人材派遣会社がやっているような紹介事業を提案  するに至った。 2)具体案(たたき台 佐々木氏の案をもとに白水氏が修正加筆) ・運営開始まで  1.理論懇ホームページ下に宇宙物理学理論分野人材紹介のホ    ームページを立ち上げる。    問い合わせ先は理論懇運営委員長(委員長の職歴や過去の役職を付記)。  2.理論懇の会員で、人事の候補者の希望者のWeb登録(各自登録)。非公開。      登録内容:履歴、分野、研究歴、自由記述、連絡先、           興味のある人事にチェックをいれる  3.郵便にて運営開始を広く周知させる。 ・運営開始後  1.理論懇(運営委員長)への問い合わせ  2.候補者リストを渡す    注意     ・理論懇は人事応募希望者の紹介を機械的に行うことのみに徹する。     ・運営委員長が人事担当者との相談に適宜応じる。 議論が行われ,JRECIN(http://jrecin.jst.go.jp/)にも登録システムがあり かなり知られていること,そして理論懇の web page にある公募情報が 相当充実していることなどの指摘があった。 また,理論懇として行う場合には問題が起きないように慎重に考える べきである,という意見などが出された。 今後,調査を行いながら慎重に議論することになった。 ********************** 7. 理論懇の名称および会則について 運営委員会から,理論懇の名称および会則について検討するべきであるとの 提案があり,変更案が提示された。 理由として,理論懇は本来天文学会のサブグループではなく,天文学・ 天体物理学・宇宙物理学の理論研究者全体の集まりであることを はっきりさせた方がいいのではないか,基礎物理学研究所関係の事業は 重要な柱の一つであり明記するべきである,会費の一括納入による 割引制度(すでに決定している)を明記し実行する,天文台の改組などに 伴い,事業内容を書き直す必要,理論懇シンポの開催や日本の理論天文学の 発行など重要事業を明記したい,が示された。 議論が行われ,方針は了承された。しかし,会の名称の変更案については 「理論」のかかりかたが不明瞭であることや長すぎるなどの問題が指摘された。 次回の総会に向けて議論を進めることになった。 提案された変更案を最後に付けます。 ********************** 9. その他 ○ 長滝氏より「日本の理論天文学」の発行についての報告があった。 2004年度に3年ぶりに日本の理論天文学の改訂を行った(第4版)。 計48の大学、研究所から寄稿して頂き、7月上旬に各大学、研究所に 郵送された(前回は46)。原稿は理論懇のweb siteからもダウンロード出来る ようになっている。尚、前回の理論懇総会で決定された通り、寄稿して頂けな かった大学、研究所に対しては、たとえ前版以前に原稿があったとしても今回 の版に転載することはしなかった。これは情報の新しさを優先するものである。 今回の決定により、原稿が集まらない場合に情報不足となるおそれがあったが、 それを埋めるためメール等で再三の寄稿の呼び掛けを行った。 又、今回は基本的に電子媒体で発行することとしたが,紙版が必要だという 要望が強ければ増刷を考える。 総会での議論において,「日本の理論天文学」新版発行について,各大学の 物理学科にお知らせを送るべきではないかとの提案があり,その方向で 検討することになった。 ○ 小久保氏より昨年年度の理論懇シンポをもとにした「宇宙と生命の起源」と いう本が岩波ジュニア新書として出版されたことの報告があった。売り上げは 順調とのことであった。理論懇としても宣伝していきたいということになった。 ********************** 理論天文学・宇宙物理学懇談会会則(変更案) I.会則 名称: 本会は理論天文学・宇宙物理学懇談会と称する。 目的: 本会は天文学・天体物理学・宇宙物理学の理論的研究の発展を目的とする。 そのため、共同利用研究所等における理論研究の推進や将来計画の検討に必要な諸活動を行う。 会員: 会員は、天文学・天体物理学・宇宙物理学の理論的研究に関心を持ち、 天文学・宇宙物理学または関連分野の論文が1篇以上ある研究者とする。 会費: 会員は会費を払わなければならない。 (2000円/年、学生1000円/年) 会員で長期間に渡り海外に在住するものは、会費の納入を免除する。 期間が会の会計年度と異なる場合もあるので、免除は滞在一年につ き会費一年分、滞在一年に満たない分は切捨て計算とし、免除は自 己申告とする。この規定は、2000年1月1日から適用する。一事務局の任期期間を任期期間に1月1日が含まれる年度の会計年度とする。なお前年度までの会費に未納分がない会員が五年分の会費を一括納入する場合には会費の半額を免除する。この規定は 2005年1月 1日から適用する。 総会: 本会は年1回以上適宜総会を持つ。 運営委員:会員の互選により運営委員を選出し、定員は 10名とする。 また事務局長は選挙によらず運営委員を兼任する。 運営委員会は運営委員長を互選し、運営委員長は本会を代表する。 運営委員長の任期は1年とする。 運営委員長は、国立天文台、基礎物理学研究所以外に属する、 事務局長以外の運営委員から選ぶ。 運営委員長の指名により、運営委員の中から副委員長を選出する。 選出された運営委員は1期2年の任期で、2期連続で運営委員となることは禁止する。 また累積4期以上運営委員となることは禁止する。 国立天文台と基礎物理学研究所からの選出は, 改選人員(5人)の内あわせて2人までとする。 事務局: 本会の事務的活動のために事務局をおく。 (1年ごとの持ち回り) II.事業 国立天文台に関する活動 i.運営会議・研究交流委員会委員の推薦 ii.理論関連専門委員の推薦 iii.計算機共同利用審査委員の推薦 iv.理論系共同利用についての意見交換と要望 v.理論系客員部門(含外国在住研究者)についての意見交換と要望、 PDF制度、外国在住研究者の招待等 基礎物理学研究所に関する活動 i.運営委員会・共同利用委員会委員の推薦 ii.宇宙物理系共同利用についての意見交換と要望 物理学会における宇宙線・宇宙物理学領域運営委員の推薦 その他の共同利用研究所および関連学会に関する活動 将来計画の検討・情報交換 会報・ニュースの発行、「日本の理論天文学の発行」 理論懇シンポジウムの開催、その他研究会の開催 以上。