*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 理論懇ニュース  2002年第3号 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 2002年11月8日 発行: 理論天文学懇談会事務局 内容:選挙の案内、先日の総会での報告事項 ──────────────────────────────────── 先日の総会で, 事務局を東北大学の服部氏から引き継ぐことになりました, 名古屋大学理学部物理教室の松原です。一年間宜しくお願い致します。 ──────────────────────────────────── ************************************ 理論懇運営委員選挙 国立天文台・各種委員推薦のための選挙、 京都大学基礎物理学研究所研究部員・運営委員推薦のための選挙 ************************************ 上記の選挙を同時に行います。11/15までに選挙のご案内と投票用紙を発送い たしますので投票に御協力下さい。 〆切は、12月10日理論懇事務局名古屋大 学、松原まで必着です。適任者の推薦活動等には理論懇ネット (rironkon@th.nao.ac.jp) を積極的にご活用下さい。 【理論懇運営委員選挙】 理論天文学懇談会運営委員の選挙を行ないます。運営委員の任期は2年で半数 (5名)が改選されます。今回の改選委員は 犬塚修一郎、花輪知幸、横山順一、藤田裕、田中貴浩(敬称略) です。なお、会則により二期連続の運営委員となることはできません。したがっ て、非改選委員の 郷田直輝、嶺重慎、山田章一、須藤靖、小久保英一郎(敬称略) の5名と、運営委員を兼ねる現事務局長 松原隆彦 の計11名には今回被選挙権はありません。被選挙人名簿を添付して, 投票用 紙を発送致します。5名連記のうえ12月10日(必着)でお送り下さい。 【国立天文台・各種委員推薦のための選挙】 以下の選挙を行います。(カッコ内は現委員、敬称略) 総合計画委員会 台外委員 (大谷(京大)、大橋(都立大)、 芝井(名大)、柴田(京大)、 柴橋(東大)、二間瀬(東北大)、 山本(東大)) 研究交流委員会 台外委員 (嶺重) 理論・計算機専門委員会 台外委員(須藤、大原) ***国立天文台に各種委員を推薦するための選挙に関する規定 *** 1.運営協議員会 台外委員は3名以下、総合計画委員会 台外委員、研究交流 委員会 台外委員、理論・計算機専門委員会 台外委員はそれぞれ2名以下の連 記で、同封の投票用紙により郵送で投票を行う。同一人物の名前を複数連記し た場合は1票と数える。ただし、各委員に同じ名前がある場合は、これをそれ ぞれ独立に1票と数える。 2.運営協議員会 台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する教 授、その他の委員会台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する常 勤の職にある研究者とする。選挙権は理論天文学懇談会の会員に限るが、被選 挙権は会員に限らない。 本規定により、理論懇会員の中では、国立天文台専任スタッフである以下の方々 には今回被選挙権はありません。 安藤裕康、家 正則、小笠原隆亮、梶野敏貴、郷田直輝、小久保英一郎、 桜井 隆、笹尾哲夫、杉山直、関井 隆、谷川清隆、千葉柾司 、戸谷友 則、富坂幸治、長島雅裕、福島登志夫、藤田裕、観山正見、横山央明、 和田桂一 (敬称略) 3.現在、同一の委員を2期連続して勤めている者には、その委員に限り被選 挙権を持たない。 本規定により、今回以下の方には該当委員の被選挙権はありません。 理論・計算機専門委員会 台外委員:須藤 靖 4.各委員の選挙は独立に集計し、得票の多い方から順位をつけ、それぞれ二 名を国立天文台に推薦する。ただし、重複がある場合には理論懇運営委員会の 判断で、繰り上げて他の方を推薦することがある。これは同一の人物が国立天 文台の委員を複数兼務しないようにするための処 置である。 5.投票は事務局宛ての郵送とし、定められた締切りに間に合った投票のみを 有効とする。 委員会の役割を簡単に紹介しておきます。 * 総合計画委員会 長期的展望に立った将来計画の議論、過去の計画遂行の評価。 * 研究交流委員会 共同利用、研究会の採択、天文台研究員、客員教授、外国人研究員の人選と決定。 * 理論・計算機専門委員会 理論天文学研究系の将来計画の検討、計算機・ネットワーク将来計画の立案と 検討、計算機共同利用の採択。 国立天文台の規定により、運営協議員会、総合計画委員会、研究交流委員会台 外委員の決定は台長が分野・地域性等を考慮して調整することがあります。必 ずしも理論懇の推薦だけでは決まらないことをご承知おき下さい。 また、法人化にともなって任期の変更、委員会の再編がされる場合があること をお含みおき下さい。 【京都大学基礎物理学研究所研究部員・運営委員推薦のための選挙】 京都大学基礎物理学研究所の次期研究部員および運営委員推薦のための選挙を 行います。任期は2年です。候補者の積極的な推薦をお願い致します。なお、 以下の方々は被選挙権がありませんので、推薦にあたっては、ご注意下さい。 ・「研究部員」選挙(被選挙権を有さない方々) 現研究部員:須藤靖、郷田直輝 現運営委員:佐々木節、観山正見 基研所員:小玉英雄、嶺重慎、田中貴浩 ・「運営委員」選挙(被選挙権を有さない方々) 基研所員:小玉英雄、嶺重慎、田中貴浩 各会の役割を簡単に紹介しておきます。 * 研究部員会 基研の運営方針・形態,人事,国際交流・国内共同利用の実施計画について議 論し,運営委員会に提言を行うための委員会.原則的に議決は行わないが,所 員人事公募の分野決定,基研研究会提案の採択および員等旅費の使途に関して は,運営委員会において研究部員会での議論の結果が尊重される. * 運営委員会 研究部員会の提言を受けて,基研の運営方針・形態の決定,人事,国際交流・ 共同利用に関する活動計画の策定を行う委員会.特に,所長および所員の人事 選考と決定は,実質的に運営委員会で行われる.ただし,法規上は運営委員会 は所長の諮問機関であり,基研の最高決議機関は所員と京都大学の所外委員で 構成される協議員会である. 推薦は、e-mail(rironkon@th.nao.ac.jp)を通じて、積極的に行って下さい。 ************************************ 新事務局からのお知らせ(会費の納入) ************************************ 選挙の案内と一緒に, 会費納入用の振込用紙をお送り致します。理論懇のWeb ページ(http://yso.mtk.nao.ac.jp/rironkon/)内の会員専用ページで会費納入 状況をお知らせしていますので, 参考の上2003年度分まで納入いただきますよ う, お願い致します。 **************** 以下, 総会の報告 **************** 秋の天文学会において総会を開催しました。 理論天文学懇談会総会 ●10月9日(水)12:30から13:30 ●場所:宮崎シーガイア (日本天文学会 2002年秋期年会) ************************************ 1事務局からの報告 ************************************   2002年度理論懇会計報告 口座預り分 通帳受け入れ金額 2001年10月 612,223円 会費収入  336,000円 支出 受け入れに係る手数料  5,270円 理論懇運営委員選挙発送費(2001年11月) 14,870円 理論懇シンポ開催経費(2001年12月) 252,035円 内訳 印刷費 200,000円 送料 31,720円 PDF作成アルバイト代 20,000円 振り込み手数料 315円 天文台運協台外委員推薦選挙発送費(2002年8月) 22,640円 -------------------------------------------------------------------- 合計  294,815円 収支    + 41,185円 預金残高   653,408円 -------------------------------------------------------------------- 現金預り分 現金受け入れ金額 2001年10月 75,107円 支出 阪大へ理論懇スタンプ送付代金(2002年1月) 850円 理論懇シンポ集録発送用住所ラベルシート代金(2002年2月) 924円 天文台運協台外委員推薦選挙返信封筒購入代金(2002年8月) 630円 天文台宛要望書等郵送料(2002年5月) 700円 事務用品一式送付代金(2002年10月) 1,060円 天文台運協台外委員推薦選挙住所ラベルシート代金(2002年9月) 1,848円 -------------------------------------------------------------------- 合計 6,012円 現金残高   69,095円 ************************************ 2 次期事務局の選定 ************************************  運営委員長より、ローテーションに従い次期事務局を名古屋大学理学部物理 学教室A研に委嘱し、同研究室の松原隆彦氏に事務局長をお願いしたい旨提案 があり、満場一致で承認された。 ************************************ 3 次回シンポジウムについて (国立天文台・小久保氏) ************************************ ●ホームページ http://th.nao.ac.jp/sim2002/ ●タイトル 「シミュレーション天文学最前線2002」 (2002年度国立天文台天文学データ解析計算センターユーザーズミーティング と共同開催) ●日時・場所 日程: 2002年12月24(火)-26(木)日 場所: 国立天文台三鷹キャンパスすばる解析棟大セミナー室 ●内容 ・シミュレーション天文学各分野の最前線のレビュー ・シミュレーション天文学各分野のチュートリアル ・シミュレーション天文学の在り方についての講演 ・大規模シミュレーションプロジェクトの成果発表 ・博士取得見込み者の研究紹介 ・一般ポスター発表 ●世話人 SOC : 富阪(c), 郷田, 杉山, 和田, 横山, 小久保, 花輪(名大), 横山(阪大) LOC : 小久保(c), 和田, 長島, 藤田, 児玉, 伊藤 詳細はサーキュラーをご覧下さい。 ************************************ 4 国立天文台からの報告 (国立天文台・藤田氏、富阪氏) ************************************ i) 人事異動 異動・退職 長滝重博(COE研究員)     →東京大学理学部物理学教室助手 井上進(天文台研究員)  →MPA研究員  採用 小山博子(韓国でPD)  →COE研究員(位置天文・天体力学研究系) ii) 人事公募  木下宙教授 (位置天文天体力学研究系)の後任を募集中 基礎的分野として天体力学を含んで、天体の諸相 を重力力学的な立場から理論的に解明する研究で指 導的な役割を果たす研究者を求める。 iii) 国立天文台独立行政法人時の研究組織についての検討 境界条件:機構(核融合研、岡崎研究機構、国立天文台)設置 --> 統合を迫られる場合がある。事務機構など。 天文台研究組織の検討:台内独法化準備委員会内組織検討WGで、 昨年度から、台内の意思決定組織と研究組織の検討を続けてい る。 当初、プロジェクト推進を目指すために、(1)プロジェクト ごとに設立するラボを研究基礎組織とし、(2)研究資金、人 的資源、等を配分し、(3)評価に基づいて設置、廃止を迅速 に決定し、(4)ラボ責任者の責任と権限を拡大し、人事権に ついても或る部分を配当する。というラボ単独案が検討された。 特に理論研究にとって肝要であるが、自由な発想に基づく研究 の発展にとって、プロジェクトのみに最適化されたラボ単独で は問題との各方面からの意見(理論懇運営委員会も台長宛て要 望書を提出)がだされた。 その結果、現在は研究科、プロジェクト室並立制が検討されて いる。 これは自由な発想に基づく研究をサポートする研究者の基礎組 織として研究科を設置し、プロジェクト室に併任することよっ て、プロジェクト的研究に参加するという研究組織案である。 プロジェクト推進経費、人事発議権をプロジェクト室にもたせ、 基盤的研究費と研究者の所属組織として研究科に持たせようと するものである。 議論のなかで、人事権の帰趨については閉じた人事とならない よう注意する必要があるとの指摘がされた。 また、今後の検討状況についても理論懇メンバーにフィードバ ックし意見を求めることとしたい。 ************************************ 5 運営委員長からの報告 ************************************  上記国立天文台の組織改革に関連し、同台理論天文学研究系との 連携により、本会運営委員会より要望書を提出したことが報告され、 その内容についての説明があった。また、同台台長よりそれに対する 前向きな返答を戴いたことが報告された。 ************************************ 6 京大基研からの報告 (田中氏からの情報提供による) ************************************ i) 教官公募 教授1名 宇宙物理学(理論)締め切り10月31日必着 詳しくは基研ホームページをご覧下さい。 ii) 外国人客員教授今後の予定 N. Deruelle氏 (2003年4−6月) L. Blanchet氏 (2004年7−9月) iii) web上にannual reportを掲載しました。 iv) 基研研究会の成果報告をお願いします。 ************************************ 7 京大基研に関して ************************************ 国立大学の独立行政法人化後もこれまで同様共同利用研究所として存続するこ とを希望する声明を出すことが、8月の拡大研究部員会議で提案されたが、本 会としてもこれを積極的に支持し、他の関連団体と共同で声明を発表すること に決まった。 ──────────────────────────────────── 〒464-8602 名古屋市千種区不老町 名古屋大学理学部物理教室・理論天文学懇談会事務局 松原隆彦 Tel: 052-789-2801 Fax: 052-789-2801 Email: taka@a.phys.nagoya-u.ac.jp ────────────────────────────────────