*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 理論懇ニュース  2001年3号 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 2001年11月13日 発行: 理論天文学懇談会事務局 内容:先日の総会での報告事項, 選挙のごあんない ──────────────────────────────────── 先日の総会で, 事務局を京都大学の釜谷氏から引き継ぐことになりました, 東北大学理学部天文の服部です。一年間宜しくお願い致します。 ──────────────────────────────────── 理論天文学懇談会総会 ●10月5日(金)12時15分から13時 ●場所:姫路 (日本天文学会 2001年秋期年会) ***************************************** 1. 国立天文台・各種委員推薦のための選挙 *****************************************   運営委員会提案の選挙規定を全員一致で承認した。(検討の経緯については  理論懇ニュース2001年4月および同1998年10月を参照のこと) ====承認された選挙規定====   国立天文台に各種委員を推薦するための選挙に関する規定 1.運営協議員会 台外委員は3名以下、総合計画委員会 台外委員、研究交流 委員会 台外委員、理論・計算機専門委員会 台外委員はそれぞれ2名以下の連 記で、同封の投票用紙により郵送で投票を行う。同一人物の名前を複数連記し た場合は1票と数える。ただし、各委員に同じ名前がある場合は、これをそれ ぞれ独立に1票と数える。 2.運営協議員会 台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する教 授、その他の委員会台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する常 勤の職にある研究者とする。選挙権は理論天文学懇談会の会員に限るが、被選 挙権は会員に限らない。 3.現在、同一の委員を2期連続して勤めている者には、その委員に限り被選 挙権を持たない。 4.各委員の選挙は独立に集計し、得票の多い方から順位をつけ、それぞれ二 名を国立天文台に推薦する。ただし、重複がある場合には理論懇運営委員会の 判断で、繰り上げて他の方を推薦することがある。これは同一の人物が国立天 文台の委員を複数兼務しないようにするための処 置である。 5.投票は事務局宛ての郵送とし、定められた締切りに間に合った投票のみを 有効とする。 ************ 2.事務局より ************ 会計報告2000年10月─2001年9月 -------------------------------------------------------------------- 年間合計: -------------------------------------------------------------------- 繰越金 : 812、228円 収入合計: +331、000円 (会費) 支出合計: ─455、898円 -------------------------------------------------------------------- 次年度繰越: 687、330円 (内、現金 75、107円 預金612、223円) -------------------------------------------------------------------- 支出内容: -------------------------------------------------------------------- ・選挙関連: 55、773 (基礎研、運営委員) ------------- (内)切手代 40、000 封筒代 3、433 コピー代 6、800 郵送費 1、540 アルバイト代 4、000 ・理論懇シンポジウム: 153、010(旅費、謝金、集録発送) -------------- (内)旅費 76、100 謝金 30、000 収録発送 46、910 ・日本の理論天文学: 241、565(製作、発送) -------------- (内)印刷製本 236、250 アルバイト代 5、000 振り込み料 315 ・その他: 5、550(会費振り込み手数料) -------------------------------------------------------------------- ******************** 3.理論懇シンポジウム ******************** 第14回理論天文学懇談会シンポジウム 開催日:2001年12月19日(水)〜21日(金) 場所:大阪大学(吹田)コンベンションセンター 締め切り:2001年10月末日 セッション 1、高エネルギー天文学 2、星の形成と進化 3、惑星形成と生命の起源 4、観測的宇宙論 詳細と申し込みは http://vega.ess.sci.osaka-u.ac.jp/~rironkon/ をご覧下さい。 **************** 4.国立天文台より **************** 国立天文台からの報告 (1)理論天文学研究系人事異動 退職 COE研究員 長島雅裕 平成13年7月31日 天文台研究員 山田雅子 平成13年8月15日 天文台研究員 福田浩之 平成13年7月13日 採用 助手(任期2年) 長島雅裕 平成13年8月 1日 COE研究員 山田雅子 平成13年8月16日 天文台研究員 中村康二 平成13年8月 1日 天文台研究員 岩本信之 平成13年9月25日 (2)天文学データ解析計算センターからのお知らせ 第11回 天文学データ解析計算センター・ユーザーズミーティング 日程 12月13日(木)-14日(金) 場所 国立天文台すばる解析棟1階大セミナー室 ※VPU(A)とGPU(A)の利用成果報告は義務 *********************** 5. 基礎物理学研究所より *********************** 1)天体物理学研究者の皆様へ この度、「Progress of Theoretical Physics」の天体関係の掲載論文のデータを、 ADS (The NASA Astrophysics Data System) → http://adswww.harvard.edu (国立天文台のミラーサイト http://ads.nao.ac.jp) のデータベースに掲載することになりました。 現在掲載されているのは、Vol.88 (1992年)から最新号までの天体関係の論文 のAbstractで、そこからこちらのサーバーにある論文のPDFファイルにリンク が張られているので、論文全文をご覧いただけます。 今年度中に、1988年くらいまでさかのぼって過去の電子データを作る予定で すので、それも出来上がれば、ADSに掲載してもらう予定です。 プログレスでは、現在、Eメール投稿を受付けており、掲載論文には米人物 理学者による英文校訂もおこなっています。皆様のプログレスへの論文投稿 をお待ちしております。 詳細は、http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ptpwww/ をご覧ください。 2) 2001年度招待論文(30ー80ページ程度のレビュウ:宇宙関係) Physical Processes in Naked Singularity Formation 著者; T.~Harada, H.~Iguchi and K.~Nakao 3)2002年度 サプリメント計画(宇宙関係) a) 「Star Formation in the Primordial Gas」 編者: 西亮一 250p b) "Brane World: New Perspective in Cosmology " 編者:K. Maeda and M. Sasaki 400p 4)Progressへの要望、質問、希望、サプリメントの提案等 ありましたら、中村卓史までお願いします。 COE研究員の募集 制度の変更等が考えられる為はっきりしたことは わかりません。 締切: 平成13年11月30日頃の予定 外国人研究員等、今後の予定 客員教授   A.D. Dolgov (2002年 4月 - 9月)   N. Deruelle (2003年 4月 - 6月) COE外国人研究員   J. Garriga (2001年 11月- 2002年 1月) 2002年度前期共同利用研究計画募集 研究会、アトム型研究員    まだ、募集は開始されていませんが、例年11月    末くらいの締め切りですので注意して下さい。 その他、地域スクール、ビジター制度 後期研究計画 基研研究会 ●「ブレーンワールド研究会」 1月 ●「重力波研究の発展と将来」 2月 新基研運営委員(所外) 観山正見、佐々木節 基研研究会の成果報告のお願い 論文への謝辞 関連論文の登録 プログレス編集室からの連絡 別紙 ********* 6. その他 *********   会計報告にもとづき、理論懇の経理状態について簡単な議論を行った。  現在の主な支出は (1) 理論懇シンポジウム集録の出版、(2) 「日本の理論  天文学」出版(3年毎)、(3) 各種選挙事務 である。現在のところ、(1) への  出費が最も多い。最近は、研究会集録の印刷・製本を簡便化し、電子版だけ  を作成する研究会も増えているので、理論懇シンポジウムでも検討すべき  事項である。ただし、これは大きな変更となるので改めて次回・理論懇シン  ポジウム時の総会で議論することとした。理論懇シンポジウムの集録出版を  取りやめた場合、理論懇会費は1,000円/年へ引き下げても十分であることも  指摘された。これは、理論懇発足当初にくらべ、電子メール利用によりニュー  ス発行の費用が格段に下がったためである。 ************************************ 新事務局からのお知らせ(会費の納入) ************************************ 選挙の案内と一緒に, 会費納入用の振込用紙をお送り致します。会員専用のWeb ページで会費納入状況をお知らせしていますので, 参考の上2002年度分まで納 入いただきますよう, お願い致します。 ──────────────────────────────────── 〒 980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉 東北大学大学院理学研究科天文学教室 (理論天文学懇談会事務局) 服部 誠 Tel: 022-217-6509 Fax: 022-217-6513 Email: hattori@astr.tohoku.ac.jp ────────────────────────────────────