*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 理論懇ニュース  1999年第3号 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 2000年8月1日 発行: 理論天文学懇談会事務局 内容:先日の総会での報告事項など ──────────────────────────────────── シンポジウムおよび春の学会時に総会があったのですが、理論懇事務局の不手 際によりニュースが発行されていなかったことを深くお詫び致します。 ──────────────────────────────────── 目次 選挙のお願い 事務局からお願い 在外会員の会費規定の変更 理論懇シンポジウム実行委員会からのお知らせ 理論天文学懇談会総会報告 基研からの報告 天文台からの報告(戸谷) その他の報告 前回理論懇シンポ(12/20-22)時の総会での議決事項 ──────────────────────────────────── ************ 選挙のお願い ************ 下記のとおり、天文台関係の選挙が行なわれます。理論懇では投票率が非常に 低く、問題となっております。皆様、是非投票していただきますようお願い致 します。 ──────────────────────────────────── 国立天文台より理論天文学懇談会に、国立天文台各種委員会台外委員の委員の 推薦依頼がありました。今回推薦依頼があったのは、11月頃から新しい任期 になる運営協議員会です。ただし総合計画委員会、研究交流委員会、理論・計 算機専門委員会も来年の春から任期が変わるで、従来同時に選挙を行なってお りましたので、今回この選挙も同時に行ないます。これまで同様に理論天文学 懇談会では選挙によって候補者を決定し推薦を行います。投票用紙は郵送しま す。 なお、 候補者の推薦をされる方は理論懇ネットをご利用ください。8月11 日(金)までに、推薦文をrironkon@th.nao.ac.jpへ送ってください。 投票規定は以下の通りとします。 1、運営協議員会 台外委員は3名以下、総合計画委員会 台外委員、研究交流 委員会 台外委員、理論・計算機専門委員会 台外委員はそれぞれ2名以下の連 記で、同封の投票用紙により郵送で投票を行う。同一人物の名前を複数連記し た場合は1票と数える。ただし、各委員に同じ名前がある場合は、これをそれ ぞれ独立に1票と数える。 2、運営協議員会 台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する教 授、その他の委員会台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する常 勤の職にある研究者とする。選挙権は理論天文学懇談会の会員に限るが、被選 挙権は会員に限らない。 理論天文学懇談会で 国立天文台常勤職の方は現在16名いらっしゃいます 。 以下の方には、被選挙権はありませんのでご注意ください(敬称略)。また、 参考までの別紙に以下の方を除いた会員の名簿を同封致しました。 安藤裕康、 家 正則 、 犬塚修一郎、 小笠原隆亮、梶野敏貴、 郷田直輝、 桜井 隆、笹尾哲夫、杉山直、 谷川清隆、千葉柾司 、 戸谷友則、 福島登志夫、観山正見、横山央明、和田桂一 (敬称略) また、理論天文学懇談会では一人の候補者を3回連続しては推薦しないこと を確認しています。 運営協議会 台外委員に関しては、佐藤 勝彦(敬称略) 各氏が過去2回連続して本会からの推薦を受けていますので、今回これらの方々 はそれぞれの委員選挙に関しては被選挙権を持たないもの と致します。その 他の委員に関しては、該当者はいません。 3、各委員の選挙は独立に集計し、得票の多い方から順位をつけ、それぞれ二 名を国立天文台に推薦する。ただし、重複がある場合には理論懇運営委員会の 判断で、繰り上げて他の方を推薦することがある。これは同一の人物が国立天 文台の委員を複数兼務しないようにするための処 置である。 4、投票は郵送とし、締切を2000年9月8日(月)必着とする。郵送先は、 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町京都大学理学部物理第二教室内 理論天文学懇談会事務局(山田良透)あてとする。同封の返送用封筒を御利用下 さい。 各委員会の役割を簡単に紹介しておきます。 【運営協議員会】 国立天文台の教授を始めとする人事の決定し、さまざまな共同研究計画に関す る事項や天文台の運営に関わる重要事項についての台長の諮問に応じる。 【総合計画委員会】 長期的展望に立った将来計画の議論、過去の計画遂行の評価。 【研究交流委員会】 共同利用、研究会の採択、天文台研究員、COE外国人研究員の人選と決定。 【理論・計算機専門委員会】 理論天文学研究系の将来計画の検討、計算機・ネットワーク将来計画の立案と 検討、計算機共同利用の採択。 国立天文台の規定により、運営協議員会、総合計画委員会、研究交流委員会台 外委員の決定は台長が分野・地域性等を考慮して調整することがあります。必 ずしも理論懇の推薦だけでは決まらないことをご承知おき下さい。 ──────────────────────────────────── ****************** 事務局からのお願い ****************** 【会費納入】 今年度分の会費をまだお支払いいただいていない会員の方, 過去に会費を収め ていない年度があった方については, 請求学を計算した紙を同封しております。 会費を納入していただきますようお願い致します。 なお, 在外会員の免除規定(次項)を適用される場合は, 期日までに事務局に電子メール(yamada@scphys.kyoto-u.ac.jp)あるいは郵便 で御連絡下さるようお願い致します。期日を過ぎますと, 次期事務局にデータ が引き継がれず, 免除期間中の会費を請求されることになりますのでご注意下 さい。 今年度になってから入会された会員には, 振込用紙を送付致します。それ以外 の方は, 秋の運営委員会選挙の時にすでに振込用紙をお送りしていると思いま すので, それをお使い下さい。念のため口座番号を書いておきます。 郵便振込で 00120-3-254464 「理論天文学懇談会事務局」 なお, 長期にわたり支払の無い場合, 連絡なく名簿から抹消する場合もありま すのでご注意下さい。同封した未払いのデータに誤りがあるようでしたら, 早 めに事務局へ御連絡下さい。 【住所の確認】 所属の変更などがあった会員の方は, 住所の変更をお願い致します。住所変更 は, 理論懇事務局のホームページから行なえます。出来るだけそこから行なっ て下さい。どうしてもアクセス手段の無い方は, 事務局当てに郵送していただ いても結構です。 なお, 今回所属変更を確認して住所をこちらで変更させていただいた会員が9 名います。電子メールに関しては事務局ではなく天文台側で管理しております ので, 電子メールの変更はWebページより行なって下さい。 【Wanted】 以下の二名の会員の方は所属を変更されたようですが, 新住所が分かりません。 ご存知の方は事務局へ御連絡下さるようお願い致します。(敬称略) 千葉 尚志 旧住所 港区六本木 McKinsey Company inc. Japan内 萩尾 文彦 旧所属 熊本工業大学一般教養物理 ──────────────────────────────────── ************************ 在外会員の会費規定の変更 ************************ 従来在外会員の会費の取扱に違いがあったようです。しかし、取り扱いの記録 は引き継がれていないので、今回新たにその規定を定め、今期より関係する会 則を変更し、新しい規定を適用することとされました。 「会員で長期間に渡り海外に在住するものは、会費の納入を免除する。期間が 会の会計年度と異なる場合もあるので、免除は滞在一年につき会費一年分、滞 在一年に満たない分は切捨て計算とし、免除は自己申告とする。この規定は、 2000年1月1日から適用する。」 補足説明 運用上の理由により、この規定は2000年1月1日に海外に滞在しているものまで 有効とし、出国時から数えて滞在一年につき一年分を免除します。このように 扱うことについては、1999年12月の総会で了承されました。2000 年1月1日に 既に長期滞在を終えている場合、過去にさかのぼっての適用はしません。 今期事務局への申請期限は9/15 とします。 なお、本会会費はあくまでもこの程度の会費を支払っても本会を維持すること に意味があると考える研究者の団体として、適切な額として決められるもので あるという基本的な考え方は維持されるものです。免除の理由は、会費徴収実 務の困難な度合が極めて大きいためです。 ──────────────────────────────────── ****************************************** 理論懇シンポジウム実行委員会からのお知らせ ****************************************** 第13回 理論天文学懇談会シンポジウムに関するお知らせ 先日にも理論懇メーリングリストにて、基礎物理学研究所・研究部員会議での 理論懇シンポジウム開催に向けた提案説明において難航を極めた件に関し、事 情を説明させていただき、また、お詫びをさせていただきました。既に皆様も ご存じの通り、佐藤先生と杉山先生らのご尽力により基礎物理学研究所研究会 として条件つきにて承認をいただくことができました。 ところで、基研研究会としての採択は、「佐藤勝彦先生と杉山直先生に新たに SOCとして加わっていただき」、「理論懇シンポを基研研究会として意義深 いものにし」、そして「成功する」という条件で認めていただいております。 その後、梅村先生(理論懇運営委員長)にご尽力いただき、理論懇運営委員の 間で協議をしていただいた結果、「佐藤勝彦先生と杉山直先生に新SOCとし て加わっていただく」ことを委員長提案として理論懇運営委員会で承認してい ただけました。シンポジウム実行委員一同、運営委員会の皆様のサポートに感 謝しつつ、理論懇談会シンポジウムがより有意義なものになるよう努めていこ うと考えております。現在,我々は基研への提案書の提案文の再検討と修正を 行っております。また、シンポジウム実行委員では、ウエブページを開設し最 新情報を公開しております。URLは http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~kamaya/riron/13th.html です。まだ表紙のみのページではありますが、逐次、内容を付け加えていく予 定です。最新情報の入手・確認などにご利用願えれば幸いに存じ上げます。理 論懇シンポジウムの成功に向け、皆様のご協力を改めて宜しくお願いいたしま す。 第13回 理論天文学懇談会シンポジウム実行委員 ──────────────────────────────────── 理論天文学懇談会総会 ●4月4日(火)12時から13時 ●場所:東京大学理学部旧一号館 (日本天文学会 2000年春期年会 E会場) ************** 基研からの報告 ************** 1. 人事 公募していた下記の人事(宇宙関係)が決まりました。 助教授 田中貴浩 氏 COE研究員 郡和範 氏 2. 客員教授 G.W. Gibbons (Dept. Applied Math. Theor. Phys., Cambridge University) 「量子重力とブラックホールの研究」 期間: 2000年1月4日 - 4月30日 2000年度の予定(宇宙関係): T.P. Singh (Tata Institute) 「重力崩壊の古典並びに量子的様相」 3. 前期研究計画 基研研究会 「時空特異点とその周辺」研究会 (世話人) 小玉、石橋、中尾、原田、細谷、前田健吾 (期間) 8月上旬 (5日間) 後期研究計画 基研研究会 の予定 理論懇シンポジウム 12月25 -27日 4. その他 a. 基研についての情報(研究計画募集、アトム型研究員、ビジター制度、 地域スクールゼミ派遣などの申し込み等)は 次の web から見ることができます。 http://www.kyoro-u.ac.jp (kenkyu buin kaigi & kyodo Riyo) b. 北白川学舎 全個室化 (宿泊人数 は減少) *********************** 天文台からの報告(戸谷) *********************** 理論天文学懇談会総会 国立天文台からの報告 2000年4月4日(火) 戸谷 友則 ●人事 1/1より 理論天文学研究系 新教授 富坂 幸治 4/1より 新台長 海部 宣男 理論天文学研究系 新教授 杉山 直 新助手 小久保 英一郎 藤田 裕 COE 研究員 井上 進 天文台研究員 大槻 かおり 長島 雅弘 山田 雅子 ●理論懇シンポジウム 集録 3月末、シンポジウム参加者に発送。 ●すばる関係 ファーストライト: FOCAS 2/2 CIAO 2/9 OHS 2/22 IRCS 2/25 3/24: プレスリリース (M82 の画像など) 共同利用は10月から予定。四月中に公募観測の募集要項などが 発表される予定。tennet, www など。 ●引っ越し 東大附属天文学研究センターは新館へ移転 (3/24) 理論天文学研究系は段階的に全構成員が南館3階へ移動 ************ その他の報告 ************ 釜谷秀幸@宇宙物理学教室 ・第13回理論天文学懇談会シンポジウムの準備に関する中間報告(釜谷) 開催日程の確認:12月25日(月曜日)ー27日(水曜日) 開催場所の確認:基礎物理学研究所 LOCの承認 国立天文台へのワークショップ申請の提出確認の報告 今後の準備の予定の報告 筑波大学計算物理学研究センター報告 助手:須佐 元 氏(4/1より3年間) COE研究員:森正夫氏 客員教授:A. Ferrara 氏(アルセトリ天文台)期間 6/28-9/28 国際会議:The Physics of Galaxy Formation Early registration と Poster の締め切りは,4/20 ──────────────────────────────────── ********************************************** 前回理論懇シンポ(12/20-22)時の総会での議決事項 ********************************************** 1)理論懇シンポの旅費の援助について シンポジウムに,学術的寄与のある人を前提とする。 その他の希望者は,理由をつけて申請することとするが,援助は 財政状況による。(なおこの場合,手伝いを頼む場合がある。) 2)事務局ローテーションの見直しについて 東工大,新潟大,広島大,千葉大を追加? (事務局から確認を とってもらうことになった。) 3)在外会員の会費について 在外1年につき1年分免除とする。 4)運営委員選出基準の見直し 同一機関からの選出は,改選人員(5人)の内2人までとする。 5)電子媒体による選挙について 様々な意見が交換されたが,意見を一致を見ず,本件は凍結とするこ とになった。 ──────────────────────────────────── 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学理学部物理学第二教室(理論天文学懇談会事務局) 山田良透 Tel: 075-753-3844 Fax: 075-753-3886 Email: yamada@scphys.kyoto-u.ac.jp ──────────────────────────────────── 理論懇事務局 山田です ニュースの内容に一部誤りがありましたので, 訂正致します。 1, 被選挙権の無い人のリスト 昨日お送りした選挙のお願いのニュースで, 台外委員の被選挙権のない人(天 文台スタッフ)16人の他に, 富坂幸治、藤田裕、関井隆 3氏は天文台に移動になっておりましたので, 被選挙権はありません。追加致 します。 今回, 発送作業中にこれらの方々の所属の変更には気がつきましたが, ニュー ス原稿に反映出来ませんでした。なお, 所属変更は会員が自分でやっていただ くことになっております。変更をされないと, 郵便が届くのが遅れたり名簿の 不備が発生しますので, 皆さんご自分の所属など確認の上, 誤っている場合は 訂正をお願い致します。訂正はwebページから出来ます。 2, 被選挙権者リスト >参考までの別紙に以下の方を除いた会員の名簿を同封致しました。 とありますが, リストは同封しておりません。理由は, 理論懇事務局で持って いる会員リストにあるstaff/studentの別は会費納入のための区別であり, 学 振など会員名簿でstaffと書いてあるひとでも天文台の被選挙権者「常勤の研 究者」と一致しないためです。事務局では今回の選挙の被選挙権をもつ会員を 抽出する手段が無いため, リストの同封はしておりません。 なお, ニュースにも書きましたとおり, 被選挙権者は会員とは限りません。 「運営協議員会 台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する教 授、 その他の委員会台外委員の候補者は国立天文台外の研究機関に所属する常勤の 職にある研究者とする。選挙権は理論天文学懇談会の会員に限るが、被選挙権 は会員に限らない。」 ということになっておりますので, よろしくお願い致します。 -- 山田 良透(やまだ よしゆき) 京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻物理学第二分野宇宙放射学講座 (京都大学理学部物理学第二教室天体核研究室)